筑豊電気鉄道が緊急事態宣言で終電繰り上げ 3月ダイヤ改正の時刻からさらに30分早く

筑豊電気鉄道は、緊急事態宣言に伴い2021年5月12日(水)から終電時刻を30分程度繰り上げます。

筑豊電気鉄道5000形電車(うげい/PIXTA)
筑豊電気鉄道5000形電車(うげい/PIXTA)

新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言の発令および、福岡県からの要請を受けて実施されるものです。平日・土休日ダイヤとも、全線でおおむね30分程度の終電繰り上げとなります。

具体的に見ると、下り列車では、黒崎駅前駅23:00発の筑豊直方駅行が行先を楠橋駅行に変更するほか、23:26発の楠橋駅行は運転取り止めとなります。これにより、黒崎駅前発の終電は筑豊直方駅行が通常の23:00発から22:37発に23分繰り上げ、楠橋駅行は23:26発から23:00発に26分繰り上げられます。

上り列車では、筑豊直方駅22:45発の黒崎駅前駅行が楠橋駅行に行先変更、23:39発の楠橋駅行が運休となります。筑豊直方駅発の終電は、黒崎駅前駅行が通常の22:45発から22:16発に31分繰り上げ(土休日は22:20発で25分繰り上げ)となるほか、楠橋駅行は23:39発から23:16発へと23分繰り上げられます(時刻表は下表を参照)。

なお、筑豊電鉄では3月13日ダイヤ改正により30分程度の終電繰り上げが実施されましたが、今回の措置によりそこからさらに繰り上げられることになり、深夜時間帯の利用には注意が必要です。

【時刻表で解説】筑豊電気鉄道 終電繰り上げ

筑豊電鉄によると、実施期間は当分の間としており、終了時期については改めて告知するとのことです。